iceのひとりごと

アニメや音楽について語ります。

「月がきれい」まとめと感想 その1

最近少しずつ過去のアニメを見始めたのですが、

その中でグッときたアニメ「月がきれい」について

私が印象に残ったシーンをまとめていきます。

 

第1話

 

 新学期。ヒロイン・水野茜。

新クラスに仲の良い友達はいないようですが、

小学校で一緒だった子のグループに声をかけてもらいます。

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このあたりの描写がそこそこリアルで好印象。

 

小太郎はちらちら茜のことを見ていて、気になっている様子。

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続いて茜の所属する陸上部の練習。

部活仲間の比良くんは茜のことを見ています。

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これまでの部活動で茜に惹かれ、好きになったのかなと予想できます。

 

その日の夕食。

茜と小太郎は偶然、家族で外食、同じ店ではちあわせるというシチュエーション。

(ありそうでなかったようなリアルなシチュエーションにキュンときた)

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この時からお互いのことを意識し始めます。

 

ドリンクバーで一緒になる2人。

最初はジュースを注ごうとしていた小太郎ですが、

茜に見られているので、かっこつけようとアイスコーヒーを注ぎます。

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ここの描写も思春期っぽくてほんと好き。

 

帰り際、

茜「あの、今日のこと、学校では言わないで。恥ずかしい。」

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小太郎「・・・それ(部活のジャージ)は恥ずかしくないの?」

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ここも、あぁ~あるあるだなぁ~と思ってしまいました。

学校のジャージってダサいけど普通に外食とかでも着ていってたよなあ。

 

後日、学校でのワンシーン。

友達「茜っちトイレ行くー?」

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女子って集団でトイレ行きたがるよね。これも中学高校あるあるかな。

 

放課後、小太郎は知り合いの本屋へ。

そこで目についたのはグラビア雑誌。

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左の子がちょっと茜に似てるなーと思ってるんだと思う。

 

そして手に取った本が太宰治の『女生徒』。

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このへんの描写から、だいぶ茜を意識してるなーと読み取れます。

 

そして、運動会の用具係で一緒になった2人は、LINEを交換します。

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2人とも嬉しそう。

小太郎は電気の紐を殴っていて、舞い上がっている心情が読み取れます。

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この描写はこの後も何度か登場しますね。

中学生らしくてかわいいなと思います。

 

以上が1話のお気に入りシーンです。

 ここまでの感想は、

人物の口数は少ないけど

細かい行動の描写から心情を読み取ることができる、

見ていてほっこりするアニメだなぁという感じです。

思春期あるある、学校あるあるも私のツボなので刺さりました。

 

 

第2話

 運動会の話。

茜は陸上部で、短距離走は得意種目。

その走る姿に見とれる小太郎。

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お尻や胸を見てしまうという描写が思春期感満載で最高。

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小太郎の友達のろまんくんはここでちょっと気づいたかな?

このろまんくんが後からも出てくるんですが、いいキャラでほんと好きなんだよなぁ。

 

小太郎は文化部ですがクジ運悪く200m走。

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比良の隣で走るという設定が、恋のライバル感を出していて良いですね。

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意地になる小太郎がかわいい。

 

1位になった比良が、テントの茜に向ってVサイン。

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こんなん見せつけられたらみんな勘違いしますよなぁ。

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茜は比良のことを本当に友達としか思っていないようですね。

 

一方、転んだ小太郎は保健室へ。

陸上部の茜の友達・千夏と初絡み。

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ここで若干、「あっ・・・(察し)」ってなった。

この子も小太郎と仲良くなりそうな予感はしてた。

 

用具係の説明の途中、大事にしている芋のぬいぐるみを落とす茜。

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ここで前半終了アイキャッチ

このアニメは、アイキャッチに入る前に不穏な展開にしておいて、

後半でそれをスッキリ解決してくれるので、

ほんとモヤモヤが残らないというか・・・

それがアニメの基本なのかもしれないけど、

お手本のようにまとまっているアニメだなぁと毎回思ってましたね。

 

後半の小ネタ。

借り物競争でのろまんくんのシーン。

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「好きな人」のお題で連れてこられる涼子先生(CV東山奈央)。

ここが後のショートアニメにも繋がっていて面白い。

涼子先生の気持ち分かるよ。こんなん萌えるに決まっとるやろ。

 

その後、芋のぬいぐるみが気になりリレーで失敗してしまう茜に対し

男子「やらかしたなー」

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女子「ちょっと男子ー」

はい、ちょっと男子ーいただきました。

ベタすぎる学校あるある。こういうのほんと好きなんだよな。

ベタすぎるんだけど全然うざい感じしないんだよこのアニメは。

 

でも比良は、「大会じゃなくてよかった」と励まします。

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ほんと、いいやつなんだけどな・・・。

順当にいけばこっちと付き合うはずなんだけどね。

部活仲間っていう意識しかないんだろうね。

 

運動会終了後、小太郎が芋のぬいぐるみを見つけてきてくれます。

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こんなんされたら惚れるよね。

 

以上が2話のお気に入りシーンです。

ベタすぎて、先が読めてしまう、典型的な青春の話って感じですが、

本当にきれいにまとめられていて、私はとても好きです。

ギャグ要素多めなのが私はあまり好きではないので・・・

こういう真面目なやつ、好きです。

 

 

第3話

 

放課後のワンシーン。

千夏「おーい!ハネテルくーん!!」

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千夏「友達になっちゃったんだ。茜がいい子だって言ってたから」

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あっ・・・(察し)

こいつは確実にライバルになるやろなぁ・・・。

茜もちょっと心がざわついた顔してる。

 

場面は変わって、夜道を自主練で走る千夏。

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前の大会の回想。茜の方が速いタイムを出しています。

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千夏「私だって…!」

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茜に負けないように頑張るぞ!と意気込む千夏。

この場面があり、次の大会では千夏が勝つかな…?と思いました。

陸上でも恋愛でもライバル関係になってくる茜と千夏ですが

茜は陸上の才能があり、恋愛面でも小太郎の目を引く女の子であるのに対し

千夏は陸上も恋愛も陰で頑張る女の子、というのを

ここで表してるんじゃないかなと解釈しました。

こういう地味だけど後できいてくるシーンが好きなんだよなぁ。

 

後日、陸上部の大会。

小太郎は茜がうまくいくように、神社でお参りをします。

ここの参拝シーンが非常に丁寧で素晴らしい…。

茜が走る場面と交互に映しているのも絶妙で素晴らしい。

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お賽銭、中学生としては高めの500円を入れるあたりからも

小太郎の本気度が伝わってくる。

(こういう細かいこだわりが本当に大好き)

(お賽銭500円は私からしても高いです)

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ちゃんと手をずらして拍手する所もほんと好き。

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茜と千夏は隣のレーンで走っています。

第2話では小太郎と比良が隣で走ってたよね。ライバルの象徴です。

ここでは、茜の方が速いようだけれど、明確な結果は見せず、次の場面へ。

 

小太郎のお囃子の練習が始まります。

今後、このお囃子の練習で絶妙な間をとっていくんですが

それが本当に好きなんですよね。

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練習中もLINEを気にする小太郎。

前日に茜と連絡を取り合っていたので、結果が気になってる様子。

 

一方の茜も、陸上部の打ち上げ中ですが小太郎にLINEしようとしています。

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ここで、

千夏「決めた私。めっちゃ練習する。」

というセリフがあり、今回は茜が勝ったことが分かりますね。

とはいえ、いつか千夏に陸上で負ける時はあるやろな…と予想。

 

茜は携帯の充電が切れてしまったので、小太郎がいる神社へ向かいます。

そこで2人きりになる茜と小太郎。

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小太郎(アイラブユーを、月がきれいですね と訳したのは、

太宰治だっけ、夏目漱石だっけ…)

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タイトル回収ですね。

夏目漱石太宰治を好んで読んでいるという小太郎の設定、

そして茜が好きだという気持ちから、このセリフとタイトルが

あるんじゃないかと思います。

気持ちが舞い上がっているため、テンパってどっちだったか分からなくなっているのかな…?

それか、思春期の気持ちの不確かさを表して曖昧な態度にしているのか…。

ちなみにアイラブユーを月がきれいですねと訳したのは夏目漱石の方です。

 

そして、その流れで

小太郎「つき、あって!」

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ワイ「ファッ!?もう告白するのかたまげたなぁ」

ここは予想外でした。

私の勝手な先入観で、このアニメは茜と小太郎が付き合うまでの話だと思っていたので…(進むのが遅そうだというイメージだった)

うーん、唐突だけど茜も気になってるし、OKするんじゃない?

という私の予想。4話に続く。

 

ちょっと長くなってきたのでここで一旦切りたいと思います。

これ書くのめちゃくちゃ時間かかるなぁ…

でも最後まで頑張って書きたいです!!

それではまた!